と、言われてもおかしくないくらい自分の好みというかなんと言うか、とりあえず私はマイナー思考だ!むしろマイナー嗜好だ!どうだ、悪いか!という気分です、zuizuiです
さて
毎回毎回わけのわからん始まりですが、最近携帯が熱いです
いや、別に電池が故障している訳でもありません
携帯ゲームが熱いのです、zuizuiの中で
歪アリに一夜に花ロマ
あ、花ロマはヒロイン×紫陽です
え!?紫陽×ヒロインじゃなくて!?
はい、ヒロイン×紫陽です
苦情は一切受け付けません、私はヒロイン×紫陽です(きっぱり)
えー、この前ヒロインVS紫陽のSSSを書いて、もうこのまま掛け算しちゃえーと掛け算したら思わずフィットして、あー、いーなーみたいな
菫がツンデレなら紫陽もツンデレでいいんじゃね?くらいのいい加減さです
設定としてはヒロインに紫陽さんが猛烈片想いって感じにアタックしまくるんだけどヒロインスルーで
ぶっちゃけ武和田武(精神的猛烈デレデレ襲い受け)じゃん、とお思いでしょう
はい、そうです(をい)
しかし、武和田武では叔父さんが武村さんの奇行にドン引きで、武村さんも和田さんも亜莉子も好き、という感じですが
ヒロイン×紫陽は紫陽さんがヒロインを(嫌な奴→気になる存在→すれ違い→もっと気になる→好きと自覚→否定→しかしやっぱ好き→気づけば→だったら手に入れてやる→ストーカー開始(これは原作と同じだ、勝手に電話番号調べたり職場におしかけたりしたから)という感じに)好きになって猛烈ツンデレデレデレデレ(配分おかしい)するんですが、ヒロイン、書いてる本人が切ないくらいにスルー
あ、ツンデレデレデレとは、ツンがデレを覆い隠せていない(デレが多すぎてツンが見えない)ことです、zuizuiの造語です
紫陽さん的には王道の恋愛漫画のようだ、と自分の恋愛を語りますが、ヒロイン的にはめっさ迷惑、この人、くらいしか思ってません
だって、紫陽さん妻帯者+2児の父だもん
小説を本格的に書いてみたいですが、ぶっちゃけとんでもないシリアス+ドロドロ愛憎劇になりそうで怖い、つーかなるよ
生徒の父親(失踪中、薬中毒者)で上司の兄
優子さんから葵さんを奪い、菫を奪い、ともゑを奪い、紫陽さんを奪い(自分の意志とは関係なしに)、そして宝生を奪う
優子さんに刺されてもおかしくないね!!
ロマネスクってる場合じゃないよ!!
「邪魔なのですが」
綺麗に整えられた眉が寄せられる
化粧っ気のない顔に浮かぶのは不機嫌と苛立ち
声は極めて冷静で、纏う空気も通常と変わりないのに、表情にはありありと浮かぶ先生の心情に僕は笑みをこぼす
仕事中、しかも葵と桔梗が席を外している時間帯を狙って君に接近したのは、少しばかり卑怯だったかもしれない、でもそうしないと逃げてしまうでしょ
きっと今ごろ葵と桔梗、真っ青な顔してこっちに向かってるだろうね
僕は葵と桔梗の事を頭の外にやり、今だこちらを見ずに背中を向けている先生に眼を向けた
今何しているの?答えない先生
僕の存在を邪険に思いながら、手だけはカタカタとノートパソコンのキーボードに滑らせて
現代文のテストを作ってるの?そろそろ期末だろうし、大変な時期だね
僕は業務用の椅子に座る先生に手を伸ばし、肩を抱いた
以前より痩せた身体は、服の上からでもわかるほどかすかな温かみを宿していた
「拒絶」
ピクリ、と動く、彼女の肩
「君のロゴス」
「馬鹿言わないで下さい」
先生はぴしゃりと言った
キーボードの音が止まる
「ロゴスは、宝生の家の人のでしょ」
「うん」
「私に、傷みを分かち合うとか、分け合うとか出来ないでしょ」
「うん」
「いい加減なこと言わないで下さい」
「ごめんね」
僕は謝った、頭は垂れなかったけど、深く誠意を持って
先生は不機嫌なままキーボードの上に置いた手を外した
そしてこちらを見上げる
切ない瞳、淡く残る焦燥
先生は優しい
だから、僕らの傷みがわからない事がもどかしいらしい
傷みを解放できる先生だからこそ、別の傷みを産むことも出来る
それで先生は自分も知らないまま傷をつけるんだけど
でもね、傷みなんて本人にすらわからないものなんだよ
どんなに深い傷でも、本人の知らない間に時間と共に縫合するし、逆に小さな傷でもふいに化膿し傷みを増す
同じ傷を持つはずの菫とともゑですら形が違うのに
分かり合えないんだよ、だからこそ先生に皆惹かれる
違うからこそ、皆惹かれる
自分が知らない道へ、導いてくれそうな気がするから
「拒絶しないで」
「しません」
「否定しないで」
「しません」
「邪険にしないで」
「……仕事の邪魔さえしなければ」
「僕だけ見てよ」
「それは無理です」
だろうね、僕は笑った
そして腰を曲げ、肩を寄せて、先生の首筋に鼻を擦りつける
先生は払いもせずにそのままにして、カーソルボタンが点滅するノートパソコンに向きなおった
馬鹿な女
拒絶したらいいのに、そんな甘い顔見せてるからともゑに噛みつかれるんだよ、桔梗と葵になめられるんだよ
でも出来ないんだよね、拒絶して壊れるのは僕らだけじゃないから
馬鹿な女、だから好きだよ、先生
僕はゆっくりと顔を動かして、ともゑが噛み付き、桔梗が消毒したという首筋にそっと唇をつけた
宝生のバラ園のあの白い花のように、薄くが薫ったそこに凭れかかるように額を擦りつけ目を閉じた
先生の柔らかな吐息が聞こえたのは、きっと偶然じゃないだろう
今廊下をバタバタと走る般若のような顔した桔梗と、少し引いた葵が来るまでと僕は先生に言って本格的に肩を抱こうとしたらそれはペシって払われた
しかし先生はまるで菫かともゑを見るように、困ったように微笑んでいたので文句を言わずに甘い声を、上げてみた
「抱いてよ、先生」
「厭です」
またそっけなく返された一言に、僕は少し重めのため息を吐いた
と、また一切関係ないSSSなんですが、ぶっちゃけもっとギャグが良い
誰かヒロイン×紫陽(または武和田武)を書いてくれ
ネプ理科のADホリケン、誰かに似てるんだけど、誰だろ
(脱兎)
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