これはzuizuiがふいに思いついた山吹コントです
RUSHを知らない方は不明だと思います
そして亜久津が不憫です
それでもいいなら
三蔵→ヒロイン
悟空→亜久津
悟浄→壇
八戒→千石
「暇だ」
「……何、いきなり悟空」
「一週間前からずっとこの砂漠をずっと歩いてる、……暇だ」
「マラソンを渋る中学生みたいな事言ってんじゃないわよ、それにこの旅は歩みつづける事に意義があるのよ、馬鹿」
「だったらテメェは何で馬に乗ってやがる」
「人間だもの、お師匠様だもの、偉いんだもの、あんた等みたいな化けモンと一緒にされちゃー困るわよ」「……誰が化けモンだぁ!?この破戒僧!」
「生意気な口をきいてると、頭ギリギリ絞めるわよ、クソ白髪猿」
「テメェ……!!!」
「あーお二人さん、喧嘩しなーい、……君も可愛い顔が台無しだよ?」
「八戒さん、私一応貴方より偉いんですけど」
「そうです!悟空先輩もお師匠様も喧嘩はよくないです!」
「悟浄君、これは説法と言って駄目な子に駄目じゃない道を教える大切な事だから、ね?」
「ダダダダダーン!そうだったですか!?」
「嘘教えてんじゃねーよ!」
「はぁ……優紀ちゃん、じゃなくてお釈迦様も人が悪いなぁ、こんな問題児を連れて天竺まで行けだなんて、先が思いやられる」
「テメェ……!!喧嘩売ってんのか!?」
「暇だ暇だ五月蝿い弟子を構ってあげてるんでしょうが、ありがたく思いなさい」
「ケッ」
「それにねぇ、こんな広い砂漠とはいえ町はあるし、野宿なんてしなくていいのよ?ベッドで寝れるし、寒さに凍える事も無い、……ありがたみがわかってないわねぇ」
「……うるせーよ、歩く事が暇だって言ってんだよ」
「だったらアンタも馬に乗る?でも私は降りないわよ、それでもいいなら後ろに乗りなさい」
「い、イヤに決まってんだろ!!」
「あーあ、あれもイヤ、これもイヤ、まったく幼子だったら可愛げでまだ許せるけどこんなにデカイ猿じゃ、ねぇ八戒さん?」
「まったくまったく、俺だったら君との旅は天国だからね!君の傍にいることが暇なんて思ったこと無いよ」
「そう?八戒さん、私も貴方を見てると飽きないわ」
「僕もこの旅楽しいです!」
「愛してるわ、悟浄君」
「………ケッ、付き合ってらんねぇ」
「もー……、あんまり可愛くないと、
頭のワッカ、首に移すからね」
「な!」
「念仏を唱えると、首が……
キュッ」
「このドS坊主!いい加減にしねーと殺すぞコラ!!」
「やれるもんならやってみなさいよ、
金のワッカよ、ギリギリとだんだん力強く攻めるように絞まれ」
「ぐああああああっ、何でそんな指定付きなんだぁぁぁあぁぁあああああ!!(ギリギリ)」
「ドSがなせる技よ」
「つまんねー技磨くなぁぁぁぁ!!(ギリギリギリギリギリ)」
「さてと、そろそろ日が落ちるし悶える猿なんて放置プレイして町探すわよ」
「ダダダダダーン!地図を見ると近くにけっこー大きな町があります!」
「ぃあああああああッ!!」
「へー、――今日こそは、一緒のベッドで添い寝してくれるかい?」
「八戒さん、貴方も仏道に帰依する物なら女人禁制の言葉、よおく頭に叩き込んでね?」
「ぐ、ぐぅぅぅぅ……!!」
「悟浄君、ここからその町まで何キロ?」
「南南西に3キロ……です」
「ふむ、日没まで考えればまだ間に合うか……」
「センセー、悟空君が白目向いてマース」「いつものことじゃない、八戒君」「お師匠様!顔色がやばいです!スカイブルーです!」
「かえって綺麗じゃない、……まぁ元々むかつく程の美白肌だけどねぇ、仕方ない、
じわじわとゆっくり緩みなさい、金の輪」
「一気に緩めやがれ!!!」「馬鹿ね、アンタの血流を心配しての行動よ?」
「止めたのは何処のどいつだ」「さぁ、町にしゅっぱーつ」
「テメェ!!」
「まぁまぁ悟空落ち着いて」
「そうですよ、悟空先輩、
逆らう人を間違えてますよ」
「そうそう、私上、アンタ下、忘れないでね~」
「……けッ」
「でもおかしいなぁ」
「ん?何がだい、悟浄君」
「僕達と出会う前、二人っきりで旅をしていたんでしょ?
よく悟空先輩死ななかったなぁって」
「おい」「あら、わからない?壇君」
「はいさっぱりです、お師匠様」
「俺も、でもどーでもいいや!……で、お師匠様、俺と添い寝してくれる?」
「一応設定では男なんだけど」「おい!テメー等少しは黙れ!……頭に響く」
「二日酔いのおっさんか」
「そうしたのは何処のどいつだ(2回目)」「はいはい、さ、今日も宿屋に泊まれるわよー」
「まずはー×××してー、そっから○○の体位に移行してー」
「八戒!テメェ黙りやがれ!!」
「自分声が一番うっさいっつーの」
「あ゛あ゛!?テメーわかってんのか!?この男がテメーに……」
「も一個金のワッカ貰えばよかったなー、
八戒さんの股につけて、ギリギリと締め上げる」
「やーん、何プレイ?」「……付き合ってらんねぇ」
「?悟空先輩にはいらないですか?」
「頭で充分」
「……ケッ」
「いっつも、お師匠様のお部屋に行かれてるのに?」「!!!!!」
「夜遅く、いっつも僕達の部屋を抜け出して、お師匠様の一人部屋へ何しに行ってたんですか?悟空先輩」「な、てめ、壇、何を言って!!」
「僕の名前は
悟浄ですよう」
「でも、何で、おま!!」
「こっそり行ってるつもりでもバレバレです!」
「悟浄君、これはしょうがない事なの」
「はい?」
「悟空は子守唄と添い寝と絵本の読み聞かせがないと眠れないの」「な!」
「だから、仕方なくね?」
「そうだったですか~、だからずっとお師匠様の傍にいるし、傍を離れないし、逆らえないんですね!」「だったら俺もベッドの中であの手この手で眠らせて!」
「永眠させてやろうか!」「……別に部屋に来るだけで何にもしないし、ベッドに入れてやっても逆らわない割りには何もしないし……」
「何言ってんだ///!!」
「まぁいいわ、さー皆、町を目指すわよー、そろそろ危険よー」
「はいです!」
「うへへー、楽しみー」
「八戒!!」
「あー、本気でかわいいわ、悟空、だから構ってあげるのよ?」
「付き合ってらんねぇ!!」
「付き合いたいなら……変にヤキモチ妬かない事、ね?」
「///////!!」
「あー、一生このままですね、この二人」
こんな感じの山吹西遊記夢
スッゲー楽しいのですが、どうしましょう(知るか)
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