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あれだけ近くに在ったのに繋げたのはたった一度。あの時初めてあの男の体温を知った。冷たかった、と後に部室で言うと、貴方が暖かいのですと言われた。
それからはやたら甘い香りが鼻を掠める事も、睫毛の異様な長さや茶の混じった目を間近で見る事も、冬の風のように冷たい吐息が頬に掛かる事もあったが、触れたのは一度きりだった。

「無理ですね」

古泉はいつものように許諾するようにほほ笑み、快諾するように肩を竦めた。しかし何故か諦観が混じった視線は確かにあった。初めて見るようなぐしゃぐしゃな表情。
それがどんどん薄くなり、消えて行く。白が混じる。部室の壁が見えてきた。

「涼宮さんの願いですからね」

「こ、こいず…」

「僕は要らなくなった、いやまだ必要かもしれない。けれど邪魔にはなった」

本当は言うつもりなんてなかった。普通の思春期を向かえた男子が持ち得ない感情を。異性ではなく同性に思慕や恋慕の情を抱くなんて、俺には朝比奈さんがいた、この際長門でもいい。ハルヒだって悪くない。なのにどうして古泉なのかわからない。


でも

こんな想いをしたくて


「多分涼宮さんは気付いていません、ただ無意識でしょうね」

だから恨まないで嫌わないで僕達の神を愛しい人、




ここまで書いて飽きた酔っ払いzuizui。

だめだ、うきょ



(脱兎)
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