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母に「美味しい元親かねばねばしていない元就どっちと結婚したい」と聞かれた夢をみた




今後の結婚生活を考えて美味しい元親で






さて

うちの筆頭が鳥になりたいとほざき、困ってます







そんな中、思いついた伊達主従夢SS

ラブは一切ないので注意











「私、伊達藤次郎政宗様が梵天丸と呼ばれし頃より前より御傍に馳せ参じましたが、今だ政宗様の御心がわかりませぬ、思えば室町終期、戦乱の世に父母無くし、小さき惨めな餓鬼であったあの日、名も知らぬ戦の中政宗様の父君伊達輝宗様に拾って頂き居城に仕え、戦女とし、戦で隻腕に成り下がった時からは政宗様御付きの下女とし、小十郎等と共に梵天丸様の誕生から見守りしてきましたが、―――ああ、御生まれになった時にはどれだけこの心が躍ったか、まるで春のようでした、今でも鮮明に思い出せます、無論御育ちになっている今このときもです、そうです、小さき頃より政宗様はとても御聡明でいらっしゃった、それは私のような平平凡凡が三日三晩頭を捻ってもは思いつかぬような事をいとも容易く考え実行なさる、さすが伊達家嫡男、この世の天下人で御座います、しかし私は知っています、政宗様――、梵天丸様が今までどれだけその御やさしすぎる御心を痛め嘆き悲しまれたことも、あれは何時の日の事で御座いましょうか、梵天丸様が疱瘡に罹り右目を失明なさった時の事、そしてその後遺症により眼球が飛び出してしまいその事で御母君の義姫様からの謂れ無きなき悪辣な言葉の数々、幼き身であらせながら気丈に振舞っておられましたがさぞかし御辛い日々でございましたでしょう、この何も出来ぬ身が狂おしく憎々しいほどで御座いました、そしてあの日義姫様が政宗様に毒を盛りになられたときも政宗様は義姫様の咎を一切責める事無く、悪いのは自分だと義姫様を弁護された時は私め感服して涙でご勇姿が見えぬ程でした、その日よりもう幾年月、時間の過ぎ行く流れと共に年々ご立派に成長なさる政宗様を見て私は何度も隻腕の身を恨みました、これでも亡き輝宗様より仰せ付かった傍仕えの任、今でこそ政宗様の身の回りの御世話をさせて頂く下女でありますが元は戦女、無論、政宗様が大切にしていらっしゃるこの城を守るという命は私の身には恐れ多く、まだまだ至らぬところも多くあり日々精進という現状なのですが、やはり小十郎等と同じように私めも政宗様と共に戦いたいのです、小十郎のように背中を預けてくれなんて恐れ多い事は申しません、ただ、政宗様が天下を御取りになるためにこれからもこれまでも茨の道を歩まれる事でしょう、出来る事、敵う事なれば私めは政宗様に降りかかる災厄を薙ぎ払いたい、この隻腕で何が出来ようか私めにはわかりません、こんな身で戦場に出てもきっと政宗様の足をひっぱってしまう事でしょう、そんな事になってしまえば私はきっと生きている事が出来ません、そんな惨めな事、輝宗様に恩を受け、政宗様に幸せを教えて貰っている身でありながら……、それでも私は政宗様の隣にいたいのです、刃になれなくとも構いません、ただ政宗様の壁になれればと思うのです、政宗様に降りかかる災厄全てから政宗様を守れたら……、真にそう思います、しかし御やさしい政宗様は私に戦に出るなとおっしゃる、その身を労われとおっしゃる、私に生きていて欲しいとおっしゃる、……私はなんと幸せな僕でしょう、政宗様は御心が広く御やさしいのは既知の上で御座いますが、唯一と決めた主人にあれ程まで温かい言葉をかけていただけるなんて、望まれるならこの幸せのまま死に向かいたいと思ったほどでした、そんな戦もなく幸せなある日、政宗様は珍しく私めを傍においてこうおっしゃられました、……この薄学無知な私にはどう考えても政宗様の御考えがよくわかりませぬ、異国語も堪能な上謎掛けも得意な政宗様のお考えが私の知る以上の場所にある事は前前から知っておりましたが今回は群を抜いてわからない、しかし腹心である小十郎ではなく私に問いかけられたその真意はわからずともこれか政宗様の願いであれば私はどうあっても叶えたいのです、しかし私今まで人として生きてきて、このまま人として死んでいく身であり、地べたを這って今まで生きてきたのであの政宗様のお心のように雄大な空を舞う方法など知りませぬ、いや、思えば政宗様は生まれ変わったら、と仰った、……この乱世に生きる事は御やさしい政宗様には辛すぎたのですね、生まれいでし頃より伊達家嫡男とし勉学に武芸に励まれ、戦で数々の武功を立てていらっしゃる、しかしだからこその無常観と申しましょうか、そういえば最近の政宗様はいつになくおさみしそう……この世が厭と言うなれば、私はその願いを叶えたい、……政宗様がこの世からいなくなることがどれほど悲しくとも、政宗様が望まれるのであれば私はその望みを叶えたい……、安心してください、政宗様、私もすぐに政宗様を追いますゆえに……、という訳で摺上原追撃戦は砦にて政宗様が真田源次郎幸村殿に敗北し『生まれ変わったら鳥になりたい』と仰ったのですぐさま治療すれば延命の可能性どころか完治する余地があったにも関わらずそこらにあった手頃な石で政宗様の後頭部を兜の上からとは言え遠慮なくぶっ叩いてとどめをさしてみました次第だ、小十郎」

「政宗様ァアアアアアア!!!!」







多分、これ全部読んだ人はいない


これが私の中での伊達軍(固定気味)


筆頭→ヘタレ、なんか間違ってる、貧乏くじ引きやすいがみんなに慕われている

ヒロイン(伊達従者)→政宗様至上主義の癖に政宗様蔑ろにしやすい、話が長い

小十郎→典型的苦労人、胃痛持ち



ヒロインと小十郎は同年の同期で古馴染み

若い頃からこじゅ振り回しまくりなヒロイン










あ、筆頭一切喋ってない



(脱兎)
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