「節分だ」
「………いきなり人の寝台に潜り込んで来たと思ったら何しに来た、毛利、ついでに何言ってやがる」
「節分だと言っているのだぞ」
「……俺はもう寝るんだが、徹夜はお肌の敵だし」
「豆撒きがしたい、さあ供を許すぞ、ありがたく思え」
「はぁ……自分の国でやれよ、俺は眠……って何だその鉛玉は!!!」
「今年、我が備中はやや不作でな、貴様にぶつける程価値無き豆粒は一粒足りともありえない、ならばザビー様直々にお与え下さったこの鉛玉を使うのが得策だろう、大豆や小豆よりも破壊力も抜群だ、きっと貴様を仕留めるであろう、さすがはザビー様、このように立派な武器をお与え下さるとは!!」
「(……武器)……突っ込むのも面倒だから帰ってくんね?俺はもう寝るッ(布団を被る)」
「我がわざわざ尋ねて来てやったのに何を言うッ(布団を捲る)」
「頼んでねぇッ帰れ!!帰ってザビーだろうが日輪だろうが勝手にあがめておけッ俺を巻き込むな!!」
「(聞いて無い)では豆撒きするぞ」
「………まさか」
「鬼は外、だろう(構え)」
「この薄着で外へ行けってかッしかもここは俺の城だ!!つか鬼はいくらでもいるだろう!!(無印の世界では山盛り)」
「選んでやった、喜べ」
「……マジ帰ってくんね?って何ですかいきなりそこに現れた抱えた織田軍の鬼嫁が持ってそーなアレは」
「300発装填&連続使用可能、ガットリング砲だ」
「この時代にあんのか!?」
「ない、が、BASARAには」
「そ、それ豆撒きに使う気か?」
「我に鉛を持てと?」
「さっき持ってたじゃねぇか!」
「ふん、ありがたくおもえ田舎者、我直々に弾を詰め、我直々に弾を放たれ、我の手により殺される事、何とも名誉と栄誉があふれて……、と、何処へ行く鬼よ」
「あ、恵方巻食うのわすれてたんで、ちょいと台」
「鬼は外ーッ(ズガガガガがッ)」
「ギャー!!!???」
「福はうち……、ふっ私らしくも無いが我ら二人の共有住まいに福とザビー様の加護があらん事を(元親へズガガガガッ)」
「無理やり中途半端なBL要素入れてんじゃねェェエええ!!!!」
zuizuiは瀬戸内カッポー否定派です(何)
(脱兎)
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